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2025/05/10
亜急性甲状腺炎は通常、数週間から数ヶ月で自然治癒に向かう疾患ですが、なかなか治らないケースも少なくありません。
首の痛みや発熱、全身がしんどい感じが続くと、日常生活がつらくなり、「いつになったら良くなるのだろう」という不安に駆られることもあるでしょう。
この記事では、亜急性甲状腺炎がなかなか治らない主な原因と、辛い症状を少しでも和らげる効果的な対処法をわかりやすく解説します。
長引く症状にお悩みの方々やそのご家族にとって、回復への道筋を見つける手助けとなれば幸いです。
亜急性甲状腺炎の一般的な経過には、大きく3つの段階があります。多くの患者さんが経験するのは以下のような時間の流れです。
ただ、約10~20%の患者さんでは、なかなか治らず、6ヶ月以上も炎症の症状が続いたり、良くなったと思ったらまた症状が戻ったりすることがあります。
中には、1年以上も亜急性甲状腺炎の症状に悩まされる方もいます。
また、約5%の患者さんでは甲状腺の働きが完全に戻らず、甲状腺ホルモンを飲み続ける必要が生じることもあります。
治療としては、痛みや熱を抑える薬(NSAIDs)での対症療法や、症状がしんどくて日常生活が難しい場合はステロイド薬による治療が行われます。
また、甲状腺の状態に応じて、甲状腺ホルモン剤や心臓の動きを落ち着かせる薬(β遮断薬)などが使われることもあります。
それでは、亜急性甲状腺炎がなかなか治らない主な原因と、重い症状を和らげるための対処法を見ていきましょう。
亜急性甲状腺炎がなかなか治らず長引いてしまう原因はなんでしょうか?
それには様々な理由が考えられます。こちらでは主な原因である10個の理由を挙げさせていただきました。ご参考になさってください。
亜急性甲状腺炎は症状が他の甲状腺の病気(バセドウ病や橋本病など)と似ているため、診断が間違っていることがあります。
適切な診断がなされていないと、治療方針も間違ってしまい、なかなか治らずにしんどい症状が長引いてしまいます。超音波検査や血液検査などがしっかり行われず、症状だけで判断されている場合は特に注意が必要です。
正しい診断を受け、それに基づいた適切な治療を受けることが大事です。亜急性甲状腺炎を治すために他の病院でセカンドオピニオンを受けるのもよいでしょう。
亜急性甲状腺炎の主な治療法はステロイド薬ですが、その量や飲む期間が適切でないと、なかなか症状が良くならないことがあります。
特に、早すぎるステロイドの減量や中止は、症状がぶり返す原因になります。かといって、長期間たくさんのステロイドを使うと副作用のリスクが高まります。
患者さん一人ひとりの症状の重さに合わせて、細かく量を調整しながら徐々に減らしていく必要があります。定期的な検査でしんどさの原因となる炎症の状態を確認しながら、治療を調整していく必要があります。
亜急性甲状腺炎は多くの場合、風邪などのウイルス感染がきっかけで発症すると考えられています。
初めのウイルス感染がしっかり治らず、甲状腺の炎症が長く続いてしまうと、なかなか治らない辛い状態が続くことがあります。
特に免疫力が落ちている方では、ウイルスを体から追い出すことがうまくいかず、炎症とそれによるしんどさが持続する可能性があります。
ウイルス感染が長引いているかもしれないと思ったら、抗ウイルス薬の使用や免疫力を高める方法を医師と相談してみるとよいでしょう。
亜急性甲状腺炎は自己免疫疾患(自分の体を攻撃する病気)ではありませんが、発症後に免疫システムのバランスが崩れることがあります。これにより、炎症反応が通常よりも長く続いたり、より強く現れたりして、症状が長引く原因になることがあります。
特に、家族に自己免疫疾患の方がいるなど、遺伝的に免疫の問題を起こしやすい方では、このような異常反応が起こりやすく、治療への反応が悪いこともあります。
このような場合は、免疫を調整する薬の追加や、免疫機能の詳しい検査が必要になることもあります。
強いストレス、不規則な生活、睡眠不足、バランスの悪い食事などは、亜急性甲状腺炎の炎症を悪化させ、症状が長引く原因になります。
特に高いストレス状態が長く続くと、体の中で炎症を抑える働きをするホルモンのバランスが乱れ、治癒に時間がかかる可能性があります。
亜急性甲状腺炎がなかなか治らずに、しんどい状態が続いている方は、生活習慣の見直し、ストレス解消法の実践、十分な休息と栄養バランスの良い食事を心がけることが、回復への近道となります。
亜急性甲状腺炎では、病気の経過中に甲状腺の働きが大きく変動します。
最初は甲状腺ホルモンが過剰に出る状態(甲状腺機能亢進症)から、その後ホルモンが出にくくなる状態(甲状腺機能低下症)へと移り、最終的に正常化するという複雑な変化をします。この変動がうまく管理されていないと、回復に時間がかかり不快感を感じ続けることになります。
特に甲状腺機能が低下している時期に適切なホルモン補充が行われていないと、強い疲労感や代謝の低下により症状が長引くことがあります。定期的な甲状腺機能検査と、各段階に合わせた治療調整が重要です。
亜急性甲状腺炎と一緒に他の自己免疫疾患や慢性的な炎症性疾患がある場合、改善が見られない状態が続くことがあります。
例えば、リウマチや全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患、または慢性的な感染症がある患者さんでは、免疫システムのバランスが崩れており、亜急性甲状腺炎の通常の回復過程が妨げられ、症状が長引くことがあります。これらの隠れた病気をしっかり管理し、必要に応じて複数の専門医による連携治療が重要です。
一部の患者さんでは、通常のステロイド治療や痛み止め(NSAIDs)があまり効かず、亜急性甲状腺炎がなかなか治らないことがあります。
これは遺伝的な要因や、薬の代謝速度の個人差によるものかもしれません。また、長期間の薬の使用により効果が弱まっている可能性もあります。
このような場合、薬の種類を変えたり、組み合わせを変えたり、あるいは別の治療法を検討したりする必要があるかもしれません。薬の効き目をよく観察し、自分に合った治療法を医師と一緒に見つけていくことが大切です。
長期間の炎症により、甲状腺の組織に深い損傷ができることがあります。
これらの変化は、ホルモンを作る能力に影響を与え、完全な回復を妨げ、改善が見られないしんどさの原因になる可能性があります。特に広い範囲の組織が影響を受けた場合、機能回復には長い時間がかかることがあります。
定期的な超音波検査で組織の変化を観察し、必要に応じて長期的なホルモン補充療法を検討することで症状を軽減できる場合があります。
長引く体調不良や痛みは、不安やうつ状態といった心の問題を引き起こすことがあります。
これらの心理的要因は、症状の感じ方に影響を与え、実際の炎症が良くなっても主観的なしんどさが続くことがあります。
また、不安によって自律神経のバランスが崩れ、亜急性甲状腺炎と似た症状(動悸、汗が出る、眠れないなど)が引き起こされることもあります。
心のサポートを受けたり、必要に応じて心理療法を検討したりすることも、なかなか治らない亜急性甲状腺炎の対処において重要な要素です。
亜急性甲状腺炎の症状が長引いてしんどい状態が続く場合、以下のような対処法を試してみましょう。
亜急性甲状腺炎がなかなか治らずしんどい状態が続くなら、まず甲状腺の専門医に相談することをお勧めします。
一般の内科医よりも、内分泌専門医や甲状腺専門医は甲状腺の病気についてより詳しい知識と経験を持っています。専門医は最新の検査方法や治療法を知っており、なかなか良くならない症例に対して適切なアドバイスができます。
詳しい血液検査や画像検査を行って、他の甲状腺の病気(橋本病やバセドウ病など)と一緒に起きていないかを確認してもらいましょう。また、最初の診断が本当に正しかったのかを再確認することも大切です。
治療を受けてもしんどさが続く場合や、症状が一般的な亜急性甲状腺炎と違う場合は、別の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞くことも検討してみてください。
専門医への相談は単に治療法を変えるだけでなく、あなたの病気についての理解を深め、不安や疑問を解消する機会にもなります。
亜急性甲状腺炎の一般的な治療法があまり効かない場合、あなた自身の症状や検査結果に基づいた個別の治療計画が必要かもしれません。
ステロイド治療では、使う量や期間を調整することで効果が出ることがあります。例えば、通常より少ない量から始めて、症状を見ながら徐々に増やしていく方法や、逆に一時的に多めに使った後で慎重に減らしていく方法が効果的な場合もあります。
ステロイドだけでなかなか治らない場合は、痛み止め(NSAIDs)と組み合わせたり、短期間だけ別の免疫抑制剤を使ったりすることもあります。
甲状腺ホルモンの変動が大きい場合は、動悸などのしんどい症状を抑えるβ遮断薬や、ホルモンが少ない時期には甲状腺ホルモン剤を一時的に使うことも有効です。治療効果と安全性を確認するために、より頻繁に病院に通い、副作用が出ていないかもチェックすることが大切です。
また、痛みがなかなか治まらない場合は、痛みの専門医に相談するのも良いでしょう。治療計画は、あなたの生活スタイルや仕事、他の健康状態なども考慮して立てるべきであり、治療の効果と生活の質のバランスを取ることが重要です。
亜急性甲状腺炎がなかなか治らずしんどい状態が続く場合、甲状腺の働きを定期的にしっかりチェックすることがとても大切です。
甲状腺刺激ホルモン(TSH)、遊離T3(FT3)、遊離T4(FT4)などの甲状腺ホルモン値を定期的に測定することで、病気の進み具合や治療の効果を客観的に評価できます。
特に亜急性甲状腺炎では、最初はホルモンが多すぎる状態から、一時的にホルモンが少なくなる状態を経て正常に戻るという複雑な経過をたどります。そのため、この変化の時期を適切に管理することが、しんどい症状が長引くのを防ぐのには大事になってきます。
また、CRPや血沈などの炎症の指標も追跡することで、体の中の炎症がどれくらい活発かを評価できます。
これらの値が正常になっても症状が続く場合は、別の要因を考える必要があるかもしれません。
さらに、TPO抗体やTg抗体などの自己抗体検査も重要で、亜急性甲状腺炎の経過中に橋本病などの自己免疫性の甲状腺疾患が明らかになることもあります。
検査の頻度は症状の重さや変化の速さによって調整すべきで、症状がひどい時期には2〜4週間ごと、落ち着いてきたら1〜3ヶ月ごとの検査をしてみましょう。
これらのデータを時間の経過とともに評価することで、医師はあなたの治療法を微調整することができます。
超音波検査は亜急性甲状腺炎の診断と経過観察において非常に役立つ検査です。
なかなか治らずしんどい症状が続く場合、定期的な超音波検査によって甲状腺の炎症状態や形の変化を目で見て評価することができます。
亜急性甲状腺炎の急性期では、甲状腺に黒っぽく映る部分(低エコー領域)が見られ、これらの部分は普通、炎症が落ち着くにつれて徐々に改善していきます。
しかし、なかなか治らない場合は、これらの黒い部分が長く残ったり、広がったりすることがあるため、超音波検査でその変化を追いかけることが重要です。また、カラードプラという方法で血流を見ることも役立ちます。
炎症が活発な部位では血流が増えており、治療効果の指標となります。炎症が落ち着くにつれて血流は正常に戻っていきます。
さらに、超音波検査では甲状腺の大きさや形の変化も評価でき、長期の炎症による傷跡や縮みなどの永続的な変化を見つけることができます。これらの変化が甲状腺の働きにどう影響するかを予測する上でも重要な情報となります。
超音波検査は体に負担がなく、放射線も使わないので、何度も繰り返し行うことができ、小さな変化も捉えられる利点があります。普通は急性期には1〜2ヶ月ごと、その後は3〜6ヶ月ごとの超音波検査が勧められますが、症状や血液検査の結果に応じて頻度を調整するべきでしょう。
亜急性甲状腺炎の回復を早め、しんどい症状を和らげるためには、日々の生活習慣の見直しがとても大切です。
まず、十分な休息と質の良い睡眠を確保することが基本です。甲状腺の病気では疲れやすさが強く出ることが多いため、日中に短い休憩を取り入れたり、夜はしっかり7〜8時間眠ることが回復を早めます。
寝室の環境を整え、寝る前のスマホやパソコンの使用を控え、毎日同じ時間に寝起きする習慣をつけることも大切です。
食事面では、炎症を悪化させる可能性がある砂糖の取りすぎや加工食品を避け、炎症を抑える効果がある食品(青魚、色とりどりの野菜や果物、ナッツ類など)をたくさん取り入れた、バランスの良い食事を心がけましょう。
ヨウ素(海藻類に多く含まれる)の摂取については、取りすぎも不足も甲状腺の働きに影響する可能性があるため、医師のアドバイスに従って適切な量を維持することが望ましいです。
運動については、症状がひどい時期は安静にすることが勧められますが、少し落ち着いてきたら、徐々に軽い有酸素運動(ウォーキングやゆるめのヨガなど)を取り入れることで、体の血行を良くし、免疫機能を支えることができます。
ただし、きつい運動や強度の高いトレーニングはしんどさを悪化させる可能性があるため避けるべきです。また、ストレス管理も重要な要素で、深呼吸法、瞑想、マインドフルネスなどのリラックス法を日常に取り入れることで、自律神経のバランスを整え、免疫機能の正常化を助けることができます。
その他にも日常生活で気を付けた方が良いポイントをまとめていますので、ご自身の生活習慣チェックをしてみてください。
亜急性甲状腺炎の治療において免疫力を適切に高めることで、症状の回復を早める事が出来ます。
免疫システムは炎症を制御する中心的な役割を果たしているため、その機能を最適な状態にすることで治りを助けることができます。免疫力を高める一つの方法は、必要な栄養素をしっかり摂ることです。
特にビタミンDは免疫調節に重要な役割を果たしており、不足していると炎症が治まりにくくなることがあります。日光を浴びることと食事からの摂取だけでは足りない場合、医師の指導のもとでサプリメントを使うことを検討してもよいでしょう。
セレンも甲状腺の働きに欠かせない栄養素で、適切なレベルを維持することが重要です。セレンはブラジルナッツ、魚、卵などに含まれています。ただし、取りすぎは逆に体に悪いので、バランスの良い食事から摂るのが理想的です。
また、腸内環境も免疫力に大きく影響します。発酵食品(ヨーグルト、キムチ、味噌など)や食物繊維が豊富な食品を食べることで、腸内の良い菌のバランスを整え、免疫調節を助けることができます。
一方で、免疫力を下げる可能性のある習慣も避けるべきです。お酒の飲みすぎは免疫細胞の働きを抑え、タバコは炎症反応を促進するため、これらは控えるようにしましょう。
また、慢性的な睡眠不足やストレスも免疫力に悪影響を及ぼすため、十分な休息とストレス管理が重要です。季節の変わり目や周りで風邪が流行っている時期には、バランスの良い食事、適度な運動、十分な休息を心がけ、手洗いなどの基本的な予防策を徹底することで、新たな感染リスクを減らし、免疫システムへの負担を軽減することができます。
亜急性甲状腺炎がなかなか治らない場合、体のしんどさだけでなく心の負担も大きくなります。長引く体調不良や日常生活への影響、回復の遅れへの不安などが、ストレスやうつ、不安感につながることがあります。
これらの心の問題は、病気そのものの回復も遅らせる可能性があるため、適切な心のケアがとても大切です。専門的なカウンセリングや心理療法、特に認知行動療法(CBT)は、長引く病気による心の苦しみを和らげるのに効果的です。
認知行動療法では、病気に対する考え方や捉え方を見直し、より前向きな対処法を学ぶことができます。
例えば、「この病気はずっと治らないだろう」という悲観的な考えを、「多くの人は時間がかかっても良くなっており、適切な治療と自己管理で私も良くなる可能性が高い」という、より現実的で希望を持てる考え方にシフトしていくきっかけになります。
また、同じ亜急性甲状腺炎に悩む患者さん同士の交流グループへの参加も非常に役立ちます。体験や気持ちを共有することで孤独感が減り、実践的な対処法や役立つ情報を得ることができます。
現在は対面でのグループだけでなく、オンラインのコミュニティもあり、より参加しやすくなっています。日常的なストレス解消法を身につけることも重要で、マインドフルネス瞑想や筋肉をリラックスさせる方法、呼吸法などのリラクゼーション技術を定期的に行うことで、交感神経の働きすぎを抑え、免疫システムの正常な機能を助けることができます。
これらの方法は専門家に教わるのが理想的ですが、スマホのアプリやオンライン講座でも基本を学ぶことができます。家族や友人など、身近な人のサポートも大切な要素であり、症状や必要なサポートについてオープンに話し合うことで、より良い理解と支援を得ることができます。
亜急性甲状腺炎がなかなか治らずしんどい症状が続く場合、甲状腺だけでなく、体全体の健康状態をチェックすることが重要です。
甲状腺の症状と似た症状を引き起こす可能性のある他の健康問題が隠れていないか調べることで、より効果的な治療ができるかもしれません。まず、貧血がないか確認してみましょう。特に鉄分不足による貧血は疲れやすさや力が入らない感じ、集中力の低下などの症状を引き起こし、甲状腺の病気の症状と似ている部分があります。
甲状腺の働きが低下すると鉄分の吸収にも影響することがあるため、両方の問題が一緒に起きることもあります。ビタミンB12やビタミンDなどの栄養素不足も、疲労感やその他のはっきりしない症状の原因になることがあります。
特にビタミンDは免疫調節にも関わっているため、その状態が悪い可能性もあります。また、他の自己免疫疾患が一緒に起きていないかも考慮すべき点です。橋本病などの自己免疫性甲状腺疾患はもちろん、リウマチ、全身性エリテマトーデス、セリアック病などの自己免疫疾患が隠れている可能性もあります。
自己免疫疾患は複数同時に起きることが珍しくないため、特徴的な症状がある場合は適切な検査を受けることが勧められます。さらに、慢性疲労症候群や線維筋痛症など、慢性疲労症候群や線維筋痛症なども、甲状腺疾患と類似の症状を示すことがあります。
亜急性甲状腺炎は一時的な炎症によるものであり、多くの場合は適切な治療と時間の経過によって完全に治癒する病気です。
初期の痛みや発熱などの症状は辛いものですが、通常は数週間から数ヶ月で徐々に改善していきます。医師の指示に従い、必要に応じて消炎鎮痛剤やステロイド薬による治療を続けることで、甲状腺機能は正常に戻ります。
焦らずに、体調の変化に注意しながら、規則正しい生活と定期的な通院を心がけましょう。完治を目指して、一緒に最後まで治療を続けていきましょう。
つらい症状が長引いている方は、是非、世田谷内科・糖尿病総合クリニックにご相談ください。内科専門医として亜急性甲状腺炎と多く向き合ってきました。お気軽にご相談ください。